新NISAで買ってはいけない商品とは?初心者が失敗しない選び方

お金の話
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はじめに

新NISAがスタートし、投資を始める人が増えています。

しかし、投資商品を正しく選ばないと、思わぬ損失を抱えてしまうこともあります。

「せっかく資産を増やしたいのに、失敗してしまった…」

と後悔しないためにも、新NISAで買ってはいけない商品と、初心者が失敗しない選び方を分かりやすく解説していきます。

投資に慣れていない人でも安心して取り組めるよう、リスクを抑えながら資産を増やす方法もお伝えしますので、最後までお付き合いください!

新NISAの基本ルールをおさらい

まず、新NISAには「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2つの枠があります。

それぞれの特徴を簡単に見ておきましょう。

積立投資枠(年間120万円まで)

  • 国が厳選した長期投資向けの投資信託のみ購入可能
  • 積み立てを前提とした運用に適している
  • 初心者でも選びやすい商品が多い

成長投資枠(年間240万円まで)

  • 個別株・ETF・投資信託など幅広い商品を購入可能
  • つみたて投資枠に比べ、リスクの高い商品も含まれる
  • 短期売買向けの商品もあるため、選び方に注意が必要

「成長投資枠は自由度が高いからこそ、間違った商品を選ぶリスクもある」と覚えて置きましょう。

新NISAで買ってはいけない商品

初心者の人は、「長期的に資産を増やせるかどうか」という視点で、投資商品を選ぶことが大切です。

以下のような商品は、リスクが高く長期投資に向かないため、避けるのが無難です。

手数料が高いアクティブファンド

アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが積極的に運用する投資信託のことです。

  • 信託報酬(運用コスト)が高い(1.5%~2%程度のものが多い)
  • 市場平均を上回るのは難しい

例えば、同じような投資対象なら、低コストのインデックスファンドを選ぶ方が手数料を抑えて効率よく資産を増やせる可能性が高いです。

毎月分配型の投資信託

  • 分配金が出る度に税金がかかる
  • 元本を取り崩して分配金を出している場合がある(資産が増えない、むしろ減らす可能性が高い)
  • 長期投資向きではない

毎月分配型は「お金が増えている気がする」商品ですが、実際には資産を減らしてしまう可能性があるため、初心者には不向きです。

レバレッジ型・インバース型ETF

  • 値動きが激しく、長期投資には向かない
  • 仕組みが複雑で、初心者にはリスクが高い

例えば「○倍の値動きをするETF]や「市場が下がると利益が出るETF」は短期売買向けいの商品です。

新NISAの長期投資には適さないため、初心者は避けた方が良いでしょう。

テーマ型ファンド

  • 流行に左右されやすく、将来性が不透明
  • 手数料が高いことが多い

例えば「AI関連ファンド」や「メタバース関連ファンド」など、特定のテーマに特化した投資信託は、流行が過ぎると値下がりするリスクがあります。

安定した運用を目指すなら、市場全体に投資できるインデックスファンドのほうが無難です。

個別株(特にハイリスク銘柄)

  • 値動きが激しく、初心者には管理が難しい
  • 1つの銘柄に集中投資すると、大きな損失を出すリスクがある

個別株投資は魅力的ですが、分散投資をしないとリスクが大きいため、初心者がいきなり挑戦するのは危険です。

初心者が失敗しない選び方

では、どうすれば失敗しにくい投資ができるのでしょうか?

ポイントは以下の3つです。

低コストのインデックスファンドを選ぶ

新NISAでの王道の選び方は、手数料の安いインデックスファンドを選ぶことです。

例えば、以下のような商品が初心者に人気です。

  • eMAXIS Slim全米株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

どちらも長期投資に適した投資信託で、多くの投資家に支持されています。

長期投資を前提にする

「短期間で大きな利益を狙う」のではなく、コツコツと積み立てて長期投資することが大切です。

新NISAは非課税期間が無期限なので、焦らずじっくり資産を増やしていきましょう。

余裕資金で投資する

投資はあくまで、余裕資金で行うものです。

生活費を削ってまで投資をすると、価格が下がった時に焦って売ってしまい、損失を確定してしまう可能性があります。

まとめ

  • 新NISAでは、長期投資に向かない商品は避けるべき
  • 初心者には低コストのインデックスファンドがおすすめ
  • 短期売買をせずコツコツ積み立てるのが成功のカギ

「どの商品を選べばいいか分からない…」

と言う人は、まず手数料の安いインデックスファンドから始めてみるのがおすすめです。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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