■2019:「ヘモグロビン(血色素量/Hb)10.4?ふーん、まぁええか」
始まりは2019年。
健康診断の紙に
“ヘモグロビン10.4”
て書かれてたこと。
「ちょっと低いですね~」って書いてたけど、まぁ元気やし。
仕事にも行けてるし、特に貧血っぽい自覚もなし。
平均基準値はっと…12~14か。
「10.4?10超えてるしセーフやろ(雑)」で終了。
このときの私は、まだ知らんかった。
“油断”ってコロナより感染力強いんやで。
ちなみに、生理はずいぶん重たい方の認識はあった。
分かりやすく言うと、1回の生理で「夜用ナプキン2~3パック」使うレベル。
金かかってしゃーない!
でももちろん、病院には行ってない!
なんでかって?私の中で、「緊急事態」じゃないからやで。
■2020~2021年:結構診断拒否権、発動
ほんで、2020年・2021年。
コロナ禍が始まって、
「密やし」「感染したら嫌やし」で、会社の結構診断を2年スルー。
しかも毎年「はよ行け」とうるさい会社も、
「コロナ禍やし、希望者だけでOKでーす!」
みたいな空気になってて、
あっさり“健康診断拒否権”が発動された。
その結果、DHCのヘム鉄サプリを自己判断で1年。
翌年は市販薬のエミネトンを自己判断で1年。
「適当に薬も飲んでるし、大丈夫~!」
って思ってたけど、今思えばあれやね、自己流健康ごっこやったわ。
■2023年:久々に受けた健康診断で「ヘモグロビン(血色素量/Hb)8.0」
2023年。
やっと重たい腰を上げて、2年ぶりの健康診断へ。
結果:「血色素量8.0」
「ん?また下がってるやん!」って一瞬思ったけど、
ネットで調べたら
“6.0以下は輸血検討レベル”って書いてて。
➡“ほな、まだ大丈夫やん”って思ってしまった。
……この「まだ大丈夫」は、だいたい大丈夫ちゃうパターンやねんな!
まぁ、ここ数年は階段上ったら、必ず息切れするし、なんか日々しんどいし、ヤバすぎる眠気(食後に限らず常に眠たい)と戦ってるけど、それは歳のせい・老化現象の一種やと思ってた…!
■2024年:健康より転職と確定申告が優先の年
7月末で退職した私は、転職タイミングの関係で「毎年9月~10月」に受けてた前々職の健康診断は受けられず、さらに前職は3ヵ月で辞めたから健康診断は受けず(笑)
12月に入社した「今の会社の健康診断」は、既に今年終了(そらそうや)。
健康診断…?そういえば貧血のやつどうなってるんかな…?
まぁ、でも、そんなもん後回しや。
頭の中は…
「新しい仕事覚える」「源泉徴収票」「確定申告」でパンパン。
まぁまぁ忙しくても、体って意外と動くもんやねん。
“生きてる=結構”みたいな謎ロジックで、気付けば2024年は鉄の市販薬も鉄サプリも飲まず1年、完全放置。
■2025年:ヘモグロビン5.4という衝撃の数字
そして今年。
会社の健康診断で、ついにその時が来た。
ヘモグロビン(血色素量/Hb)5.4
聞いた瞬間、「ん?」って思ったわ。
思考が一瞬フリーズした!
きっかけは、検診の医者からの会社への入電。
そら、先生も言うてくるよなー。
「すぐ病院行って下さい」って。
で、その数日後に届いた健康診断の結果の紙と一緒に、ご丁寧に同封されてた紹介状持って、とりあえず内科へ。
内科行ったらまた血ぃ取られて、
(いやだから、血ぃ足りてへんのに抜くな)
結果:ヘモグロビン(血色素量/Hb)5.2。
…数週間でさらに下がっとるやないかーい!
どこまで下がるねん、株価か。
そして発覚。原因は子宮筋腫(2個)
内科で鉄剤処方されつつ、内科から出された紹介状持って今度は婦人科へ。
超音波検査にて、
医者「この2つのうち、1つは貧血の原因。手術で取る感じになります。もう一つがどこまでせり出してるのか分かりにくくて、とりあえずMRIして取るか取らんか、検討しましょう」
もう、この辺でようやく気付いた。
「体って、放置しても自己修復せーへんねやな」って!
ちなみに、このとき、ついでに子宮頸がんの検査も受けました。
MRIと子宮頸がんの検査結果は、2週間後。
サボりと放置の複利は怖い!
貯金も健康も同じやけど、“やらんかったツケ”はあとでまとめて請求が来る。
コロナ禍で健康診断サボって、自己判断サプリで「やった気」になって、仕事と確定申告で頭一杯の結果がこれやで!
MRIと子宮頸がんの結果はまだ先やけど、結果とこれからどうするかは、また記事にすることにします。
どうか、みんなの教訓になりますように!
次回予告:【処方薬レビュー】クエン酸第一鉄ナトリウム、クセ強めやけど効いてる気はする【鉄欠乏性貧血】
【▼あの時の鉄、悪くなかったけど限界あった…!?】



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