保険は勝手にサイフに住み着いてくる居候
40代なんかには特に、なぜか保険屋さんがやたら優しくしてくる。
「お子様のために!」
「将来の安心のために!」
ーーーはい出た、お決まりワード。
それって自分のサイフにおてて突っ込んでくる悪いやつのことが多いねん。
気が付いたら毎月Netflixより高い保険料。
映画の一本も見せてくれへんくせに、何サブスクしてくれとんねーん。
というわけで今日は、元・日○生命保険の営業をしていたぱぶろふが紹介する、ムダ保険ランキングいってみよ!
ムダ保険ランキング
第一位:やたら保険料の高い終身保険
営業トーク:「一生安心ですよ!」
現実:「保険料一生払い続ける事にもなるし、なんなら保険料分、自分で運用したほうがうまくいく可能性が高い。ムダな手数料もボッタくられへんで済む」
簡単に言うと、「将来ちょっとだけ増やして返すけど、その間ずっとお金貸しといてね」ってこと。
それやったら、最初から新NISAで増やした方が手数料もめちゃくちゃ安いし、自由度も段違い!
もっと言うと、「終身保険を短期で解約したら、元本割れ率100%!」
つまり、せっかく払った保険料より、返ってくる解約返戻金のほうが大幅に少ない。
理由は簡単で、
- 最初のうちは保険会社の「手数料・運営コスト」に回って消えるから。
- 返戻金が貯まるのは10年20年経ってから。
だから、5年とかで解約したら「なんこれ!半分も返ってこんやん!」ってなるのは普通やねん。
これ、自分で投資信託買った場合で考えてみて?
自分自身で新NISA制度使って、「優良な投資信託」を買ったとして「長期運用(最低15年間)」運用した場合、元本割れリスクはめちゃくちゃ下がる。
そして手数料もめっちゃ安い。
保険会社も同じことしてる訳やけど、
保険会社の場合は、初年度お客さんから預かった保険料が、ほぼ保険会社の手数料で消える
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それを取り返すのに、10年20年平気でかかる。
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だから短期解約した場合の返戻金が激安になる(要は、客にリスク全部背負わせて、美味しいとこだけ持ってくのが保険会社のやり口やね!)
3年とかで解約したら、ほぼ保険会社にお布施しただけで終わりって感じやで?
第二位:医療保険フルオプション付き
営業トーク:「入院1日10,000円でます!」
現実:「その程度の金額、自分で用意したほうが安い」
今どき入院って、数日で追い出される時代。
しかも高額療養費制度あるし、実はそんなに大金要らん。(高額療養費制度は、収入によって上限額が変わるから、自分はいくら必要なのか調べてみるのがおすすめ!)
オプション山盛りにするくらいやったら、その保険料分、貯蓄か投資に回して「自分で」準備したほうが現実的。
第三位:「謎の特約鬼盛り保険」
営業トーク:「ガンになったら100万円!骨折したら20万円!」
現実「そんな都合よく骨折せーへん」
しかも細かい条件ついてて、実際は「その骨折は対象外ですね~」のコンボ多発。
結局は払うだけ払わされて、受け取る時はめっちゃケチる。
何のために保険料払ってたんやろ…?てなるわ。
え?でも、実際に骨折してるのに、「その骨折は対象外」とか、ほんまにある?
➡あるで!しかも結構ある💀例えば…
ほんまに必要な保険とは?
結論:もっとシンプルに最低限で行こー。
自分の稼ぎで扶養してる未成年の子供がいる人➡掛け捨ての死亡保障
ただただ心配性な人➡最低限の掛け捨て医療保険(お守り程度に月5,000円までのやつ)
車・バイク持ってる人➡損害保険(対人対物無制限があれば、OK。ネット保険が安くておすすめ)
自転車乗る人➡自転車保険
これらは必須!
逆に、上記以外は「保険」で準備じゃなくて、「自分の貯金と新NISA」で準備するのが正解!
安心も大事やけど、安心しすぎてサイフが空っぽになるの、アホらしくない?
保険に守られてるつもりで、サイフ死んでる人へ
「もしものために!」っていう言葉は、確かに心揺さぶられる。
つい納得したくなるのも分かる。
ただ、40代はもう現実見なあかん歳。
手取りも増えへんこんな時代に、毎月保険料で苦しむ確率100%やん。
保険って“安心”を売ってる(悪く言えば不安に付け込む)けど、安心のために今の生活苦しくしたり、将来の蓄えにお金回せへんかったりしたら、本末転倒やん?
ムダな保険を思い切って断捨離して、その浮いた保険料で新NISA積立と貯蓄に回していこ!
そしたら20年後、ちょっといい未来が待ってると思う。
まずは自分の保険証券見て、その保険は自分や家族に必要なものなのか、ちゃんと考えてみよー!
あ、保険見直すからって、保険屋さんに相談しに行ったらあかんで!またムダな保険勧められるだけやからな!
\こっちの記事も読んでみてな!/
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