はじめに
「保険で資産形成ができる」という広告を、目にしたことはありませんか?
実際には、保険を投資代わりにすると、効率が悪い場合が多くなります。
この記事では、その理由と効率的な資産形成の方法を解説します。
貯蓄型保険の落とし穴
貯蓄型保険は、保険料の一部を運用する仕組みですが、以下のデメリットがあります。
手数料がバカ高い
保険料の大半を「手数料」で取られるため、運用利回りが低い場合が多い。
「保険で節税」も割に合わないものなので、営業さんにはくれぐれも騙されないようにしましょう。
たとえば、年間2万8千円の控除を受けるために、10万円の保険に加入することは、果たして正しいでしょうか?*金額はあくまで例えです。
「安いけど、掛け捨て型」「高いけど、○年ごとにお金が○万円返ってくる」「高いけど、解約返戻金がある」などで迷った場合、「掛け捨て型」を選びましょう。
お金を増やしたいのなら、保険ではなく投資を選ぶことをおすすめします。
中途解約のリスク
途中で解約する場合、元本割れする可能性が高い。
投資商品の方が効率的な理由
新NISAやiDeCoは、非課税メリットがあり、貯蓄型保険よりも資産を増やしやすくなっています。
さらに、保険商品での投資の場合、保険料として支払った金額の大半が、手数料として引かれることで、投資部分にはほんの少額しか回らないため、資産を増やすことに向いていません。
新NISAなどで運用する場合、とても安い手数料で運用をすることができます。
保険と投資をどう組み合わせるか
保険は掛け捨て型:必要最小限のコストでカバー
投資で資産形成:インデックスファンドや積立投資を活用
まとめ:保険と投資、混ぜるな危険!
保険は保障に特化し、資産形成は自分の証券口座で行うのが、賢い選択です。
資産形成と保険を合わせた「保険商品」がたくさんありますが、保険と投資は必ず分けて考えましょう。
保険(守り)と、投資(攻め)は相反する商品で、まさに「混ぜるな危険」の商品です。
一人一人に合った必要最低限の保険を検討しましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以上!
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