投資の前に「お金の基本」を固めよう
「未来のために投資を始めたい!」と思っても、いきなり始めるのはNGです。
特に20代30代のうちは、生活や収支が安定していないことも多いので、まずはお金の基本を固めることが大切です。
この記事では、投資を始める前に知っておきたい、重要なポイントをわかりやすく解説します。
簡単にできる家計の見直し法
固定費を見直す
変動日をコントロールする
例:家計改善の実例
毎月2,000円のサブスクを2つ解約⇒年間48,000円の節約
格安SIMに変更⇒月5,000円安くできれば、年間60,000円の節約
緊急時に備える「生活防衛資金」を確保しよう
投資はあくまで余裕資金で行うものです。
まずは「生活防衛資金」を確保しましょう。
*生活防衛資金とは、収入が途絶えたときに、生活を維持するための貯金のことです。
生活防衛資金の目安となる金額
生活費の3~6ヶ月分を目安に、貯めておくと安心です。
ですが、20代の人なら3ヶ月分貯めて、さらに3ヶ月分は「投資と平行して」貯めていくのも良いでしょう。
例:毎月の生活費が20万円の場合
⇒60万円~120万円を貯蓄
生活防衛資金の置き場所
借金があるなら、まずは返済を優先する
もし借金がある場合は、投資を始める前に完済を目指しましょう。
特に高金利の借金(リボ払い、カードローンなど)は、投資の利回りよりも高い負担となるため、要注意です。先に完済してしまいましょう。
借金返済の優先順位
- 高金利の借金(年利15%以上)を最優先で返済。
- 低金利のローン(住宅ローンなど)は、家計の状況に応じて計画的に返済。特に住宅ローンなどは、先に返済が難しいため、投資と並行して行うと良いでしょう。
貯金と投資のバランスを考える
貯金だけではお金が増えない一方で、投資に全額を回すのもリスクがあります。
20代30代は、「貯金」と「投資」のバランスをしっかり考えましょう。
目安は次の通りです。
具体的な目安
例:毎月2万円を貯金、1万5千円を投資。
ポイント
投資に回すお金は、「長期間(10年以上)使うことのないお金」に限定すること。
無理なく投資を始めるための準備
お金の基本が固まったら、いよいよ投資の準備です。
以下のステップを踏むことで、無理なくスタートできます。
STEP1:証券口座を開設する
楽天証券やSBI証券など、手数料が安く使いやすい証券会社がおすすめです。
STEP2:初心者向けの投資信託を選ぶ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
少額(1,000円~)から始められるので、初心者でも安心です。
STEP3:自動積立設定を行う
給料日や月初など、毎月の自動積立を設定すれば、無理なく継続できます。
まとめ:お金の基本を整えてから未来に投資を始めよう!
投資は将来の自分のための大切な行動ですが、その前に「家計の見直し」「生活防衛資金の確保」「借金の返済」といった基本を整えることが、継続のカギとなり重要です。
これらをしっかり押さえた上で、無理なく投資をスタートさせましょう。
未来のための準備は、今日から始められます。
まずは家計を見直し、生活防衛資金を準備して、将来の自分に自信を持てる行動を始めて見ましょう。
こちらの記事もお読みください。
「今」を犠牲にしない!20代30代から始める新NISA~今を楽しみつつ少額から始める資産形成のコツ~
40代から始める投資信託入門!リスクを抑えて資産を増やす方法
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以上!
コメント