はじめに:初心者だからこそ、失敗を防ぐことが大切
投資を始めたばかりの頃は、わからないことだらけで不安になるものです。
「失敗してお金を失ったらどうしよう」と思う人もいるかもしれません。
ですが、投資初心者にありがちな失敗を知り、それに対策を講じれば、大きな損失を避けながら安心して資産を育てることができます。
今回は、初心者が陥りやすい3つの失敗とその対策を、具体的にご紹介します。
現在はお金に関するこのような記事を書いてる私も、投資を始めた初心者のころ、これらの失敗を経験してきました。
この記事を読んで失敗例とその対策を学ぶことで、「大きな失敗で、株式市場から退場してしまう」リスクを下げることが出来るようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
失敗1:知識ゼロでいきなり始めてしまう
失敗の内容
投資に関する知識を持たずに、「なんとなく儲かりそうだから」と思って始めるのは危険です。
SNSや広告で紹介された商品をそのまま購入するのもよくある失敗です。結果として、リスクの高い商品を選んでしまい、大きな損失を被ることもあります。
対策
最低限の知識を身につける
書籍やウェブ記事で「投資信託」「株式」「新NISA」などの基本を学びましょう。
初心者向けの解説本や証券会社の公式サイトはおすすめです。
初心者向けの投資商品を選ぶ
初心者には、分散投資ができるインデックス型の投資信託が向いています。
ワンポイントアドバイス
「まずは少額で試してみる」ことも大切です。
新NISAなら、1,000円から始められるので、実際に運用しながら学ぶことができますし、どの程度のボラティリティ(価格変動)があるのかも含め、体感しながら学ぶことができます。
これにより、少しずつ慣れていきながら、入金する金額を増やしていきましょう。
失敗2:短期で結果を求めてしまう
投資は基本的に長期的な視点で行うものです。
しかし「すぐに儲けたい」と思い、短期売買を繰り返すのも初心者によくある失敗です。
これでは、手数料がかさむうえに、市場の変動に振り回されてしまい、多数の売買をした労力の割に、微々たる儲けしかなかったり、資産を減らしてしまうことにもなりますし、精神的にも疲れてしまいます。
「初心者が行う短期売買」は、「投資」ではなく「投機」で、単なるギャンブルと同一です。
対策
「長期投資の考え方を持つ
「長期投資」は、時間を味方につけることで利益を出すものです。
短期的には価格が上下しますが、この短期的な上下は気にせず、長い目で見て運用を続けることが重要です。
したがって、長期で持つことができる優良な投資商品を選定する必要も出てきます。
「自動積立」を活用する
毎月一定額を自動で積み立てる設定をすれば、価格変動に左右されず、淡々と投資を続けられます。
ドルコスト平均法を活用することで、平均購入価格を抑えられる効果もあります。
ワンポイントアドバイス
価格が下がったときは「買い時」と考え、慌てずコツコツ積立を続けましょう。
失敗3:余裕資金以外を投資に回してしまう
失敗の内容
「早くお金を増やしたい」という気持ちから、生活費や緊急時用の資金を投資に回してしまうのは危険です。
急な出費が発生した際に資金が不足し、投資を途中でやめざるを得なくなる可能性があります。
対策
生活防衛資金は別途用意しておく
まずは、収入が途絶えたときに生活を維持できる「生活費の3~6ヶ月分」を目安に普通預金に確保しましょう。
この資金は絶対に、投資に使わないようにします。
少額から始める
投資は無理のない金額からスタートするのが基本です。
月1,000円からでも続ければ将来的に成果を得られる可能性があります。
ワンポイントアドバイス
「最初は少額で始めて、余裕が出てきたら徐々に増額する」というステップを意識しましょう。
まとめ:失敗例を理解して安心して投資を始めよう
投資初心者が陥りやすい失敗は、以下の3つです。
1.知識ゼロでいきなり始める
2.短期で結果を求める
3.余裕資金以外を投資に回す
これらの失敗を避けるためには、基礎知識を身につけ、長期目線で無理のない範囲で投資を行うことが重要です。
焦らず、コツコツ続けることで、安心して資産を育てることができるでしょう。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以上!
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