はじめに
「投資信託とETFって何が違うの?」
「新NISAで買うならどっちがいい?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
どちらも分散投資ができる金融商品ですが、仕組みや取引方法が異なるため、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事では「投資信託とETFの違い」をわかりやすく解説し、新NISAでの活用方法や初心者におすすめの選び方を紹介します。
投資信託とETFの基本的な違い
投資信託 | ETF | |
---|---|---|
運用方法 | プロが運用 | プロが運用 |
取引方法 | 証券会社で購入 | 株式市場でリアルタイム取引 |
購入単位 | 100円からOK(少額投資が可能) | 1口単位(銘柄によるが数千円から) |
手数料 | 信託報酬(運用コスト)がかかる | 信託報酬+売買手数料(証券会社による) |
配当金の受け取り | 自動で再投資(受け取りも可) | 直接受け取る |
どちらも投資のプロが運用してくれるため、初心者でも個別株よりリスクを抑えやすいのが特徴です。
新NISAで投資信託とETFは購入できる?
投資信託はつみたて投資枠、成長投資枠のどちらでもOK!
新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらでも金融庁の基準を満たした投資信託を購入できます。
特に、つみたて投資枠では「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」などの低コストなインデックスファンドが人気です。
ETFは成長投資枠で購入可能!
つみたて投資枠では一部のみ対象です。
新NISAでは、成長投資枠でETFを購入できます。
2024年時点では322本のETFが対象となっています。
また、つみたて投資枠でも金融庁の基準を満たした一部のETFは購入可能ですが、種類が限られます。
ETFを新NISAで活用したい場合は、成長投資枠での購入が基本となります。
投資信託のメリット・デメリット
投資信託のメリット
少額投資が可能(100円から積み立てOK)。
自動積み立てでほったらかし運用ができる。
分配金がある場合、分配金を自動再投資できるので、複利効果が高い。
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投資信託のデメリット
リアルタイム取引ができない(1日1回の基準価格での取引)
ETFのメリット・デメリット
ETFのメリット
リアルタイムで売買できる(株と同じ感覚で取引き)
配当金を直接受け取れる
ETFのデメリット
少額投資がしづらい(1口単位のため)。
分配金の再投資を自分でしないといけない。
初心者にお勧めなのはどっち?
結論:初心者は「投資信託」がおすすめ!
投資初心者の人には投資信託のほうが続けやすいでしょう。
特に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」は、低コスト&長期投資むけなのでおすすめです。
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「ETFが向いている人」はこんな人!
リアルタイムで売買したい人
長期保有して配当金を受け取りたい人
まとめ:投資信託とETF、それぞれの特徴を理解しましょう
どちらも長期投資に向いている金融商品なので、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
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