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投資のリスク分散と方法とは?初心者でもできる資産運用の基本

お金の話
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こんばんは。求職中の身ですが、家にもう少し良いPCデスクと椅子が欲しくなってきた40代、ぱぶろふです。

今回は、独自に学びながらリアルに投資を実践をしてきた40代管理人が、投資の基本の1つである「リスク分散」について解説します!

ちょっと小難しい言葉には、カッコ書きで意味も添えてありますので、がんばって最後までついてきて下さい!

リスク分散とは?その重要性を解説

リスク分散(分散投資)とは、投資におけるリスクを減らすために、資産を複数の金融商品や地域に分けて投資する手法のことです。どんな投資にもリスクが伴いますが、1つの資産に集中して投資すると、その資産が値下がりしたときに大きな損失をかぶる可能性があります。

リスク分散の目的は異なるリスクを持つ資産を組み合わせることで、全体のリスクを軽減することです。これにより特定の資産クラスや市場の変動による影響を抑え、安定したリターンを目指すことができます。特に、長期的な資産形成を目指す場合には、リスク分散が不可欠です。

そして、株式相場の世界ではさまざまな格言があります。そのうちの1つをご紹介します!

わたしが投資を始めた当初に覚えた格言で、

「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があります。

卵をひとつのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合に全ての卵が割れてしまうかもしれません。そうすると、損失は100%です。

最初から、複数のカゴに分けておけば、ひとつのカゴを落とし卵が割れてしまっても、他のカゴの卵に影響がありません。10個のカゴに分けておけば、1つがダメになったとしても、損失は10%だけです。

さらに言うと、株式相場において、10%の損失を取り戻すことは、そう難しいことではありません。

ちなみに、なぜ例えが「卵」なのでしょうか?グラス(ガラス)ではダメな理由があります。

卵は長期間育てれば、そこから雛が産まれ、親鳥になるとまた卵を産みます。つまりは、「卵は収益を産む」という意味も持ち合わせているのです。グラスは割れると終わり、グラスを産みません。

「長期投資」「分散投資」これらをうまく表している格言といえますよね!

リスク分散の4つの種類

リスク分散にはいくつかの方法があります。

以下では、代表的な4つの分散をご紹介します。

資産クラスによる分散

最も基本的なリスク分散の方法は、異なる資産に投資することです。例えば、株式、債券、不動産、現金といった異なる資産クラスに分散して投資することで、それぞれの資産が異なる動きをするため、リスクを抑えることができます。一般的に言われている資産クラスの特色は、下記のようなものです。

  1. 株式:高いリターンが期待できるが、リスクも高い。ハイリターン・ハイリスク。
  2. 債券:株式に比べてリスクは低いが、リターンも控えめ。低リスク・低リターン。
  3. 不動産:安定した収入が期待出来るが、流動性が低い場合がある。(買いたい人が少ないなどの理由で、売りたくても売れないリスクや空室リスクも伴う。)ミドルリスク・ミドルリターン。
  4. 現金:リスクは最も低いが、インフレ(物価の上昇)による目減りのリスクあり。(現代の100万円が、将来も100万円分の価値がある可能性は低い。昔は自動販売機で普通に100円玉で買えた缶コーヒー、今は買えないですよね!そういう事です。)

地域による分散

投資先を異なる国や地域に分けることで、地政学的リスクや経済状況の影響を軽減することができます。例えば日本株、米国株、新興国株といった形で地域ごとに分散投資を行うことで、特定の国の経済が悪化しても他の地域の成長によってポートフォリオ全体のパフォーマンスが維持できる可能性があります。

業種による分散

株式投資では、異なる業種やセクター(分野)に投資することも、効果的なリスク分散となります。例えば、テクノロジー、ヘルスケア、エネルギー、消費財など、異なる業種の株式に分散して投資することで、特定の業界の景気変動の影響を抑えることができます。

投資期間による分散

投資期間を分けることも1つのリスク分散手法です。短期・中期・長期の異なる投資期間を設定し、それぞれの目的に合わせて資産を配分します。

例えば、短期的な資金(数年以内に使うお金)は流動性の高い現金や、短期債券に。

中長期的な資金(将来の老後資金など)は株式や不動産に投資する、という具合です。

リスク分散の具体的な方法

具体的にどのようにリスク分散を行うのか、いくつか方法をご紹介します。

インデックスファンドを活用する

インデックスファンドは、複数の企業の株式にまとめて投資できる金融商品です。よくお弁当パックに例えられます。よく出来たバランス弁当、幕の内弁当のようなものです。最初から良い感じに分散されている商品を選びましょう。

例えば、S&P500やTOPIXなどのインデックスに連動するファンドを購入することで、個別銘柄や業種に依存せず、多くの企業に分散投資が可能です。これにより、市場全体の成長の恩恵を受けられる可能性があり、個別株のリスクを軽減できます。

ETF(上場投資信託)で地域分散

ETF(上場投資信託)を活用することで、簡単に地域分散が可能です。例えば、米国株に投資する「VTI」や、全世界株式に分散する「VT」などのETFを利用すれば手軽に国際分散投資が実現します。また、ETFは流動性が高く、コストも低いため、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。

積立投資(ドルコスト平均法)

積立投資を活用することで、時間分散を図ることができます。毎月一定額を積み立てることで、相場の上下に関わらず平均購入単価を均等化し、高値掴み(ジャンピングキャッチ)のリスクを軽減します。

特に新NISAを活用すれば、非課税のメリットを享受しながら、リスク分散が可能です。

債券やゴールドで安全資産を組み合わせる

株式のリスクを抑えるために、債券やゴールド(貴金属)をポートフォリオに組み入れるのも1つの方法です。債券はリスクが低く、安定した利回りが期待できるため、株式と組み合わせることでポートフォリオ(資産構成)のボラティリティー(価格変動)を押さえる効果があります。

またゴールドは、株式市場が不安定な時期に価値が上がりやすいため、リスクヘッジ(リスク回避)として活用できます。

ゴールドは現物資産を売買する方法と、金ETFを売買する方法があり、それぞれ利益にかかってくる税金の取り扱いが違い、特別控除の有無、損益通算の可否が変わってきます。

難しいのでここでは詳しく触れません。(ちなみに個人的にはゴールドの資産は不要派です。)

初心者が注意すべきリスク分散のポイント

リスク分散は非常に重要ですが、やりすぎると逆にパフォーマンスが悪化する可能性もあります。以下のポイントに注意しましょう。

過剰な分散を避ける

あまりにも多くの銘柄や資産クラスに分散しすぎると、リターンが薄まる可能性がある上に、管理が複雑になります。適度な分散が重要です。

例えば債券と株式では、一般的に「債券価格が上昇すると、株価は下落する」その逆もしかり、です。

リスク分散で両方持っている場合、片方が下がると片方が上がる、するととどうなりますか?割合にもより変わりますが、どちらにせよ全体のリターンは薄まります。

そういう意味でも、個人的には「株式(投資信託やETF含む)と現金の2本立て」が、もっとも管理しやすく、リターンも見込みやすいと思っています。(もちろん株式の中でもリスク分散は必須です)

ただし、その人の状況や心の持ち方、どこまでリスクを取れるかなどは当然変わってきますから、ご自身でよく考えた上で、「初心者の人は少額から、慎重に投資」することを強くおすすめします。

手数料に注意

複数のファンド(投資信託)に投資する場合、手数料がかかることがあります。低コストなファンドや証券会社を選ぶことが大切です。

ちなみにわたしは楽天証券とSBI証券をおすすめしており、実際にどちらも利用しています。

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定期的な見直し

投資環境の変化に応じてポートフォリオ(資産構成)を定期的に見直すことが必要です。

経済状況やライフステージの変化に合わせて、リスクを調整しましょう!

現金と株式の比率なども見直しましょう。

数年以内に使う予定のあるお金は、現金で持っておくことを強くおすすめします。

まとめ:リスク分散で安定した資産運用を目指そう

リスク分散は、投資の基本中の基本です。

適切にリスク分散を行うことで、予測不可能な市場の変動にも対応しやすくなります。資産クラス、地域、業種、時間といった多様な方法で分散することで、安定したリターンを狙いましょう。

投資初心者でも、インデックスファンド(投資信託)やETF(上場投資信託)を活用すれば、簡単にリスク分散を実現できます。また、積立投資を取り入れることで、時間分散の効果も期待できます。

これから投資を始める人は、まずは少額からでもリスク分散を意識したポートフォリオ(資産構成)を作成し、長期的な資産形成を目指してみてください。

最後になりましたが、いつの時代にも投資詐欺のニューはあるものです。

代表的な投資詐欺の手口を解説した記事もありますので、ぜひ参考にしていただき、騙されないように細心の注意を払いましょう。大切な自分のお金は、しっかり守って育てましょう!

こちらの記事もぜひお読みください

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

以上!

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